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セクストーションの対処法:性的な画像で脅されたらすること

セクストーションで脅されたら、お金を払わず、それ以上画像を送らず、証拠を残して相談してください。最初にすること、画像の拡散を止める方法、18歳未満の人と保護者が知っておきたいことをまとめました。

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表紙:セクストーションの対処法、性的な画像で脅されたらすること

セクストーションとは、性的な画像や映像を使って「お金を払わなければ広める」と脅す犯罪です。脅されたら、まずお金を払わないこと、それ以上画像を送らないことが大切です。やり取りの証拠を残し、相手をブロックし、警察に相談してください。あなたは悪くありません。脅しに一人で向き合う必要はありません。

脅す側は、恥ずかしさと恐怖で、相手が一人で急いでお金を払うことを狙っています。だからこそ、深呼吸をして、一つずつ進めることが助けになります。実際には画像を持っていないのに、無差別に脅しのメッセージを送ってくることもあります。以下では、法律や公的な相談窓口の情報をもとに、セクストーションの対処法をまとめました。一般的な情報であり、法的な助言ではありません。

セクストーションの対処法:最初にすること

セクストーションで脅されたら、期限がどれほど短くても、要求には応じないでください。お金を払っても脅しが止まる保証はなく、かえって要求が増えることが多いからです。代わりに、証拠を残し、やり取りをやめ、相手をブロックしてから、相談しましょう。

  1. お金を払わない: 送金、ギフト券、暗号資産、どれも払わないでください。一部だけでも払わないことが大切です。
  2. それ以上送らない: 相手が解決策のように言っても、画像や映像を追加で送らないでください。
  3. 証拠を残す: ブロックする前に、相手のプロフィール、ID、メッセージ、要求をすべてスクリーンショットで保存します。
  4. やり取りをやめる: 返信をやめ、相手をブロックします。ただし、やり取りや自分のアカウントは削除しないでください。
  5. 相談する: 警察や相談窓口に連絡し、信頼できる人に話します。

脅しのメッセージに「警察に言ったら広める」と書かれていても、相談してかまいません。警察や相談窓口は、こうした被害に慣れています。

セクストーションはどう始まるか

セクストーションは、マッチングアプリやSNSで知り合った相手から始まることが多いです。親しくなった後、ビデオ通話で裸になるよう誘われたり、性的な画像を交換しようと持ちかけられたりします。その様子を録画したり、保存したりして、脅しの材料にするのです。

相手は、魅力的な異性を装っていることが多いですが、実際には別人や、組織的なグループのこともあります。プロフィールの写真は他人のものかもしれません。偽のプロフィールの見分け方は、マッチングアプリの業者の見分け方のガイドで紹介しています。写真が他人のものかどうかは、画像検索で調べられることもあります。

一方で、画像を一枚も送っていないのに、「あなたの恥ずかしい映像を持っている」と脅すメールが届くこともあります。パスワードの一部を書いて信じさせようとする手口もありますが、多くは無差別に送られています。返信せず、お金も払わないでください。

電源を切ったスマートフォン
返信をやめ、証拠を残してから相手をブロックします。やり取りは削除しないでください。写真: Hasan Albari / Pexels

法律ではどうなっているか

セクストーションは、日本の法律で罪になる行為です。お金を払わせようと脅すことは、刑法の恐喝罪にあたる可能性があり、刑法第249条は十年以下の拘禁刑と定めています。

画像を実際に広めた場合は、いわゆるリベンジポルノ防止法の対象にもなります。私事性的画像記録の提供等による被害の防止に関する法律の第3条が定める罪です。本人を特定できる方法で、私的な性的画像を不特定または多数の人に提供すると、三年以下の拘禁刑または五十万円以下の罰金に処されます。この罪は、被害者の告訴が必要です。

どの罪にあたるかを判断するのは、警察と検察です。被害にあった側が法律の細かい点を気にする必要はありません。まずは相談してください。

相談先:警察と公的な窓口

セクストーションの被害は、警察に相談できます。緊急のときは110番、それ以外は最寄りの警察署か、警察相談専用電話「#9110」に連絡します。性犯罪の被害の相談には、各都道府県警察の性犯罪被害相談電話につながる全国共通番号「#8103(ハートさん)」もあります。

性暴力の被害について、医療やカウンセリング、法律相談などをまとめて支援する窓口として、性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センターがあります。全国共通の番号「#8891」にかけると、最寄りのセンターにつながると内閣府は案内しています。

法務省の「みんなの人権110番」(0570-003-110)でも、インターネット上の人権侵害について相談できます。

画像の拡散を止めるためにできること

画像がインターネットに投稿されてしまった場合や、投稿されるのが不安な場合にも、できることがあります。

  • プラットフォームに報告する: 画像が投稿されたSNSやサイトに、削除を求めて報告します。多くのSNSには、同意のない性的な画像を報告する仕組みがあります。
  • StopNCIIを使う: StopNCIIは、画像そのものを送らずに、画像の「デジタル指紋」を作って参加企業に共有し、投稿を防ぐ仕組みです。
  • 専門の窓口に相談する: 総務省の委託事業である違法・有害情報相談センターでは、インターネット上の書き込みの削除の方法などについて、無料でアドバイスを受けられます。

画像が広まってしまっても、あきらめる必要はありません。削除の手続きは、早く始めるほど効果があります。見つけた投稿のURLは、削除を求める前に必ず控えておきましょう。

18歳未満の人と保護者の方へ

18歳未満の人がセクストーションの被害にあった場合、それは大人による重大な犯罪です。子どもが自分で画像を送ってしまったとしても、子どもが悪いわけではありません。刑法第182条は、16歳未満の人に性的な映像を送るよう求めること自体を罪としています。

18歳未満の人は、一人で解決しようとせず、保護者や学校の先生など、信頼できる大人に話してください。話しにくければ、警察の「#9110」や「#8103」に電話するだけでもかまいません。

保護者の方は、子どもを責めずに、まず話を聞いてください。責められると、子どもは次に何かあったときに相談できなくなります。証拠を残し、警察に相談しましょう。

鍵のアイコンが表示されたスマートフォン
アカウントの公開範囲を見直し、知らない相手からのビデオ通話には応じないようにします。写真: Towfiqu barbhuiya / Pexels

これから被害を防ぐために

被害にあった後は、アカウントの安全も見直しましょう。パスワードを変え、二段階認証を設定します。SNSの公開範囲を見直し、友人やフォロワーのリストを非公開にすると、脅しの材料にされにくくなります。

知り合ったばかりの相手と、ビデオ通話で裸になったり、性的な画像を送ったりしないことが、一番の予防です。相手が本物の恋人のように感じられても、会ったことのない相手には慎重になりましょう。お金の話が出たら、ロマンス詐欺の可能性も考えてください。

よくある質問:セクストーションについて

お金を払えば、画像を消してもらえますか?

保証はありません。お金を払っても、さらに要求されることが多いです。払わずに、証拠を残し、やり取りをやめて、警察に相談してください。払ってしまった場合も、追加の支払いはやめて、すぐに相談しましょう。

警察に相談したら、家族や学校に知られますか?

相談したからといって、本人の同意なく周りに知らせることは基本的にありません。不安なことは、相談するときに伝えましょう。警察は、性犯罪の被害の相談に慣れています。「#8103」は、性犯罪の被害の相談につながる番号です。

相手をブロックしたら、画像を広められませんか?

ブロックしても、相手が画像を持っている可能性はあります。それでも、やり取りを続けると要求が増えることが多いので、証拠を残したうえでブロックするのが一般的です。不安なときは、StopNCIIで投稿を防ぐ手続きを検討しましょう。

画像を送っていないのに脅されたら?

無差別に送られている脅しのメールの可能性が高いです。返信せず、お金も払わないでください。パスワードが書かれていた場合は、そのパスワードを使っているサービスで変更しましょう。不安なら「#9110」に相談できます。

18歳未満でも相談できますか?

もちろんです。18歳未満の人が被害にあうのは、大人による重大な犯罪です。保護者や先生など信頼できる大人に話すか、警察の「#9110」や「#8103」に電話してください。あなたが悪いわけではありません。

おわりに:セクストーションは、一人で抱え込まない

セクストーションで一番大切なのは、一人で抱え込まないことです。お金を払わない、それ以上送らない、証拠を残す、やり取りをやめる、相談する。この順番で進めれば、状況は必ず前に進みます。

脅す側は、恥ずかしさと恐怖で、相手が黙ることを期待しています。でも、相談窓口は、あなたを責めるためではなく、守るためにあります。どうか一人で悩まず、今日のうちに誰かに話してください。

友人や家族から相談を受けた人も、責めずに、まず話を聞いてあげてください。その一言が、相談する勇気につながります。